萌黄企画のイベント第一弾、
萌黄之座(2/5~6)が盛況のうちに無事終了しました。

 5日(土)午後のトークセッションでは、韓国の民主化後世代の政治や運動のスタイルが、スピーカーの孫明修(そん・みょんす)さんの関西人を彷彿とさせる話術で生き生きと紹介され、定員60人の会場を埋めた70人以上の参加者にとても強い印象を残していました。
 もうお二人のスピーカー、佐久間智子さん、稲村和美さんからも、厳しい現実に「肚を据える」覚悟が必要だというシャープな指摘の中にも、みんなを元気づける言葉がちりばめられていて、学生を中心とした参加者にとっては勇気の出る話だったのではないでしょうか。
 オーストラリア、ネパール、モンゴル、韓国からの参加者による、各国の若者の政治状況に関する発言も内容の濃いもので、貴重な機会でした。

 引き続き、5日(土)夜~6日(日)朝のギャザリングにも30人あまりの人たちが引き続き参加、それぞれの思いを抱えながらも、政治や運動の現場で悶々としてきた課題や問いかけを、一気にぶちまけたような内容の濃い会になりました。
 政治や運動が、ネオリベラリズムの厳しい現実に直面して、立場や考え方の違う当事者が「対話不能」になっている現実に厳しい問題意識を持って、それをどういうふうに克服するか、それぞれの立場で真摯に語り明かされたように思います。
 ともすると、現実から遊離した議論になるのではないか、という指摘もなされましたが、今回の語り合いで得たものを、躊躇なく日々の活動に投げかけてみて、良きにつけ悪しきにつけその「レスポンス」を、また「ともに考える場」に投げかけて欲しいと思っています。

 ここではお名前は個別に挙げませんが、萌黄之座に何らかの形で関わった全てのみなさんに感謝を申し上げます。また、この記事に引き続いてコメントをプラスしていってくだされば幸いです。

ありがとうございました!!