●ごあいさつ
 萌黄企画は、わたしたちのライフスタイルや、社会運動、政治のスタイルを、オルタナティブな方向へ転換していくことをめざして、おもに京都を中心に活動しているインディペンデント(独立的)な人たちの集まりです。特にリーダーも置かず、組織化もしていませんが、みんなで話し合い、協力しながら楽しくやっています。
 2001年の「9・11」とそれに続くアメリカと同盟国の「対テロ戦争」、2003年3月20日のアメリカによるイラク侵攻によって、世界はますます戦争の渦中に引き込まれ、胸苦しさを覚える時代になっています。日本も例外ではなく、アメリカと緊密な同盟関係の中で、外交のみならず国内政治でも、憲法や教育基本法などをつくり変えることで、日本社会を「政府が市民を監視・管理する社会」「政府が若者を戦争に狩り出す社会」へとねじ曲げようとしています。こんな、ものの言いにくい、息苦しい時代の中にあっても発言し、動きつづけていきたいという思いで、萌黄は活動しています。
 また、これまでの政治や社会運動にあったしがらみや壁を乗り越え、まず、「あなた」と「わたし」が出会い、つながっていくことからはじめて、ゆっくり、まったり、ほっこりと、しかし野心的でチャーミングに活動していくことも萌黄の目指すところです。それぞれの立場や考え方にこだわるのではなく、これまでのやり方にしばられるのでもなく、いろいろな人たちがバザールのように行き交い、コラボレーションしながら、わたしたちの生活のポジションからオルタナティブでピースフルな政治や社会のありようを求めていきたいと思っています。(R.K)

●これまでの歩み
【2004年】
・夏の参院選を契機に京阪神エリアのメンバーが知り合う。
・APG京都会議を通じて関西のみどり系若手が加わり、
 現在の萌黄企画のメンバーシップがだいたい形成される。
・APG京都会議のプレ企画を担うことになり、準備を進める。
【2005年】
・2/5~6に萌黄之座(トークセッション&ギャザリング)開催。
・2/10に萌黄之音(ライブ)開催。
・2/12にAPG京都会議内で「ヤンググリーンズWS」に参加。
・4/10よりほぼ毎月、飲み食べつつ語り合う「萌黄のつどい」を開催中。
(5/11、6/23、7/15、8/5、9/9、10/14、11/14に開催)
【2006年】
・萌黄のつどい(2/28、5/28、12/13)
・萌黄のつどい@Cafe Commons(高槻・摂津富田、10/26)
・萌黄之座2006(8/12-13)
・萌黄之座準備/振り返り(6/21、7/11、7/20、8/30)
・国民保護計画に関する勉強会(9/16)
【2007年】
・4月に統一地方選、7月に参院選。メンバーの何人かが立候補。
・萌黄のつどい(5/11、6/15、8/3、9/19、10/19)
・映画「選挙」を見る会(7/16)
・萌黄之座2007(8/11-12)
【2008年】
・メンバーの春山を言い出しっぺに、出町柳でコモンシェアハウスづくりが始まる。
・萌黄のつどい(2/28、7/1、10/20)
【2009年】
・出町柳でのプロジェクト、多目的カフェ「かぜのね」として始動。
・子育て世代が子連れで政治や社会を語り合える「ママカフェ」開催(2/21、於「かぜのね」)
・萌黄のつどい(4/30)
・萌黄之座2009(8/8-9)開催予定

●主なメンバー(50音順)
稲村和美(兵庫県議)、春日匠(大学教員、NGO代表)、加藤良太(NGO提言専門委員)、菅源太郎(大学生、NPO法人代表理事)、佐藤大(大学生)、谷口英子&サーシャ、新宮あい、野々上愛(高槻市議)、春山文枝(多目的カフェ「かぜのね」)、本河知明(みどり福岡)、松本なみほ(神戸市議会会派スタッフ)、森田紀子(NGOスタッフ)、山本奈美&松平尚也(農業、NGO世話人)

●スペシャルサンクスな方々(敬称略/50音順)
足立力也(コスタリカ研究家)、川田龍平(参院議員)、くまのもりお(ライブハウス経営)、佐久間智子(水問題ウォッチャー)、豊原エス(詩人)、成宮まり子(日本共産党京都国政委員長)、吉田一平(弾き語りパンクロッカー)

(2009/5/4更新)